2024/01/18 20:59

2023年度のブリード個体と採卵状況について紹介しています。

今回は、山梨県韮崎市穂坂町産です。東日本のオオクワガタのメッカ、山梨県韮崎市の中でも最もメジャーな産地となる穂坂町でこちらも飼育経験がなかったエリアで採集された野生個体となります。

種親となった♂64.0mm(hskW640000000000-003W)です。2021年10月19日10:30頃にエノキの立ち枯れから材割で3令幼虫にて採集された野生個体で2022年6月18日に羽化を確認しています。韮崎の里山を散策していると国蝶でもあるオオムラサキに遭遇しますが、オオムラサキの幼虫もエノキの葉を食べて育つことで有名です。





この個体のフィアンセは、2姫おります。まず正室は♀42.0mm(hskW004200000000-006W)です。こちらは2022年4月8日19時頃にクヌギの立ち枯れより材割で3令幼虫にて採集された野生個体で2022年6月29日に羽化を確認しています。

正室での採卵状況は2024年1月時点で、17頭でした。
・2023年07月13日17頭

続いて側室は♀40.0mm(hskW004000000000-006W)です。こちらは2022年1月7日18:30頃にこちらもエノキの倒木から材割で3令幼虫にて採集された野生個体で2022年6月19日に羽化を確認しています。

側室での採卵状況は2024年1月時点で、36頭!でした。
・2023年07月13日 17頭
・2023年09月03日 15頭
・2023年09月09日  4頭

都合、2姫の合計でなんと 53頭でした。こちらも新しい系統につきブリードの楽しみが広がりました♪
爆産の理由には、産卵材にエノキ材を利用したことも影響しているかもしれません。。。

(つづく)