2024/01/30 19:01

2023年度のブリード個体と採卵状況について紹介しています。

今回は、岡山県岡山市産です。岡山県は、古くからオオクワガタのメッカとしても有名でしたが、当方ではブリード経験がありませんでした。今回、幸運にも複数の野生個体をブリードするチャンスをいただき、産地のバリエーションを拡大することができました。さて、どんな個体が作出できるのか。。。期待の血統となります。

種親となった♂67.4mm(okaW670000000000-001W)です。頭幅は21.7mmあります。この個体は、2022年3月20日にクヌギの立ち枯れ材割で幼虫採集された野生個体となります。2022年9月10日に羽化を確認しています。





この個体のフィアンセは、正室と側室の2姫となります。まず正室の♀43.0mm(okaW004300000000-001W)の頭幅は11.1mmあります。この個体は2022年1月に材割採集にて3令幼虫で採集されました。

2024年1月時点での割出状況は、24頭でした。
・2023年07月7日 24頭
続いて側室の♀40mm(okaW004000000000-002W)です。この個体は2022年3月に材割採集にて3令幼虫で採集されました。

2024年1月時点での割出状況は、18頭でした。
・2023年07月12日 18頭
都合、2姫の合計で 42頭!となります。新産地で新たな個体群を形成するには十分な個体数です。

(つづく)